障害リスクに備える

人生何がおこるかわからないのが現実だが、努力しなければ良いことは起こらないと思う。努力しても上手くいかないこともあるが、そもそも努力しなければ上手く行くこともないだろう。まず動くことが大切だ。そのうえで「リスク」に備えなければならない(動かないこと自体が「リスク」でもある)。一番こわいのが「障害」が残る場合である。死んでしまえばリスクそのものの意味がなくなってしまう(今回は残った遺族の問題を除く)が、障害が残った場合、「残りの人生を如何に生きるか」という問題がリスクとして残るのである。我が国では公的年金制度として「障害年金」の制度があるが、支給額は安心して生きるには必ずしも十分ではないようだ。やはりそれ以外の「備え」が必要である。「貯金」することが第一で、「生活防衛資金」(毎月の生活費×6ヶ月~1年分)をまずは貯金し、その間に将来の人生設計を再構築したい。余裕があれば次に保障が厚い保険(掛け捨て)に入りたいが、なかなか良い保険商品はないようである。そもそも、日常生活では健康を心がけつつ、障害が残りそうな行動は避けるのが一番であるが、リスクを避けてばかりいると高いリターン(お金、楽しみ)を得ることができないことも現実としてあるのでその兼合い・バランスが重要なのだと思う。ビビってばかりで何も行動しないまま人生を終えてしまうのは避けなければならない。人生は魂の修業の場なのだから。