本当にショッキングな事件が起こってしまった。参議院選挙を目前に控えた7月8日に奈良の西大寺駅前で応援演説をしていた自民党の安倍晋三元総理大臣が銃撃され、お亡くなりになった。享年67歳。政治家としてもうひと頑張りして頂けると思っていたので大変残念である。又、私がよく利用する近鉄奈良線で起こった事件としてさらにショックが大きかった。犯人は若い時に親がある宗教団体に多額の献金を行い、自己破産・一家離反の目にあったため、その宗教団体に復讐するための矛先を(宗教団体と近い関係にあると思い込んだ)安倍氏に向けたようである。犯人は勝手に思い込んでしまったのか。あるいは精神的に追い詰められていたのか。この事件は昨年12月に北区のビルで起きたガソリン放火殺人事件と同じく「拡大自殺」の一つだと思う。社会における格差・貧困がもたらすこの問題はもっと大きく取り上げられるべきである。なぜなら潜在的にこのような人間が社会に多数存在し、これからも同様の事件が頻繁に発生する可能性が極めて高いからだ。安倍さんの死を決して無駄にしてはいけない。