年金問題と所得代替率

年金の受給について考える年令になってきた。私は複数の会社で28年以上務めてきた結果、年金を受給する権利は持っている。しかしながら①何歳からもらえるのか②いくら貰えるのか(所得代替率)が現状では正直なところよくわからない。毎年送られてくる「年金定期便」をみているが、いまいちピンとこない。国は(表立っては言わないが)財源不足を補おうとして少しずつ年金の開始時期を遅らせようとしている。それは法律を改正して定年を65歳から70歳にしようと民間の企業に指導していることからも明らかだ。現在は原則65歳からの受給となっているが、私が65歳のなるころには、「原則70歳」になっているような気がする。さらに問題なのは、受給額も減っていくのではないかという事である。老後2000万円問題で明らかになったように、年金だけで金銭的に余裕のある老後を送ることができるのは一部の大企業に努めたサラリーマンか、公務員くらいであろう。私自身は一生働く覚悟はできているものの、そのためには心身ともに健康であることが不可欠であり、又ITリテラシーもしっかりと身に着けなければならない。いわゆる「使える老人」にならねばという事を自覚している。弁護士・税理士などのしっかりした資格を取得していれば自営で働けるのであろうが、残念ながら持っていないので頑張って事業展開して行きたいと考えている。変な誘いに乗って騙されないように十分気をつけていきたいと思う。