台風14号が日本列島を通過した。報道によると「過去最大級」の勢力だったそうだ。私の地元でも警報が発令された。しかしながら、被害はあまり報告されていない。良かったといえば良かったのだが、事前に気象庁とマスコミが大騒ぎして国民を恐怖心であおりまくって、せっかくの3連休の行楽気分をすっかり削いでしまった。確かに注意喚起は必要であるが、「過去最大級」とか「ここ数十年で最大」などの形容(これらの言葉はここ数年で何回も聞いている)をしすぎるのは如何なものか?観光地での商売をしている方にとっては、あまりに過剰な危険告知(あおり)報道は、ある意味で営業妨害ともいえるのではないか?新型コロナの報道でも危険をあおり過ぎる報道が目立ったが(それは今も続いている)何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」なのだ。